走り書き

走りながら書いています

伊波杏樹は宙を舞うのか?

普通に感想を書いたりはしない!

ということで、ラブライブ!サンシャイン!!第6話の放映が終了しました。話数的にはもうそろそろ折り返しといったところですかね。え、もう折り返し?

さて、この6話「Aqours WAVE」ですが4, 5話のようなキャラを掘り下げるというよりは核となるお話を進めるといった側面が強く、具体的にはラブライブの地区予選が行われるというものでした。

1期ではこの地区予選でMIRAI TICKETを披露するも敗退してしまったAqours。リベンジマッチ、そして3年生にとってはラストチャンス、ということに加えまだ達成できていない鞠莉の父親から課された入学希望者100人という目標をクリアするためのインパクトを残すにはこれまたラストチャンスといった半ば背水の陣といった様相を呈する。

そんな状況で、これまでAqoursが築き上げてきたものを明確に形にしたいと考える千歌。そこに時を同じくして、今のAqoursがブレイクスルーを迎えるためには、昔、今の3年生がラブライブ決勝へ進むために作ったとあるフォーメーションが必要だと考える鞠莉とダイヤ。しかし、そのフォーメーションは危険が伴うものであり、昔鞠莉を怪我させたことや特にセンターである千歌に負担がかかることを踏まえると避けるべきだと考える果南。

最終的に千歌の熱意によってそのフォーメーションを採用。しかし、特に負担の大きい千歌はその中での「とある動き」が一向に成功せずに時間は進んでしまうが... 

 

はい、ここまで前置きでした。ひどい。

本当なら果南にこのフォーメーションはやめたほうがいいと言われた時の千歌がもはや恐かった、とか渡辺曜さんが普通怪獣はいくらなんでも無理があるのでは?とか書きたいことは本当に色々あるお話だったのですが脱線が過ぎるので割愛。1点だけ言うと、僕こういう一種の「覚醒回」ってすごい好きなんですよね。もちろんその過程が丁寧に描かれていないとすごい陳腐なものになってしまうと思うのですが、今回の自分が普通だと言い続けていた千歌がようやく誰かにとっての特別な存在であると気づけた流れは本当に素晴らしかったと思います。ラブライブ的訳わからん熱量が迸っていて最高でした。

さて、ここから本題に入ります。まぁ本題と言ってもタイトル見てしまえばそれ以上でもそれ以下でも無いのですが。

問題となるのは、先ほどの前置きでも述べた「とある動き」についてです。こちらを御覧ください

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これが

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こうなって

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こう。

自分で貼っておいてアレですがまぁ何も伝わりませんね。簡単に言うとロンダート→バク転というアクロバットです。わからない方はYouTubeへゴー。

なるほど、これは確かに千歌が大変危険ですし果南が止める気持ちも分かる。でもみんなが信じてくれたお陰で大成功。やったね。めでたしめでたし。

と、能天気にはなれないですよね流石に。だってこれはラブライブ!なんですから。

つまる話が「伊波杏樹は宙を舞うのか」というお話になります。ここからはもう僕が勝手に妄想やら期待やらをぶっこんでいくだけになります。

・そもそも、出来るの?

 これに関しては実際のライブでの状況ということはさておき、きちんと練習をした後に整備された環境でという条件で話をするならこれはYESだと思います。

今はてんでダメですが、昔は器械体操みたいに体を動かすことは好きな部類に入る人間でして、そんな人間がお遊び程度にやってもバク転の際に補助を付けてさえもらえば着地できる程度にはなんとかなったりしてしまいました。その時の記憶で言えば、感覚さえ掴めてしまえば割とどうとでもなるようなものだったと記憶しています。

そして伊波さんを見てみると、昔は空手に熱中し、今では苦手と言っていたダンスもDaydream Warriorでダンス得意組のあいきゃん、しゅかしゅーと肩を並べての高速ダンスを披露するほどです。

であるなら、恐らくその道のプロの方に教えてもらえるという状況下での伊波さんがそもそも出来るようにならない、という線は割と薄いかなというのが感想です。

・ライブでやるのってどうなの? 

先ほどまではキチンと練習すればやってやれないことはないだろうという話をしました。しかしライブでやるとなるとまたお話が違ってきます。床の状況、疲労、大勢のお客さんの前であるというプレッシャー。さっと考えても練習と同じ条件とは到底言えません。 

こうなった場合に成功すると自信を持って言えるかというと非常に微妙な気持ちになります。

結局、この辺りについては最終的にGOの判断を下す人間が非常に重要になると思います。少し違う話にはなりますが、個人的に1stライブにおける逢田さんのピアノ演出に対してGOを出した人間は誤った判断ではないかと今でも思っています。色々な要素が重なって感動的な演出になった風ではありますが、一歩間違えればもっと辛い結果になっていても全くおかしくなかったと思います。

仮にアクロバットを決行すると考えているのであれば、1stライブの件を本当によくよく考えてそれを踏まえての判断にして欲しい、切にそう思います。

・で、結局?

だらだら書いてきたもののここを書いておきたかったという話です。

ここまで、果たしてあのアクロバットは可能なのかということについて話してきました。ただ、いくら話をしようと「できると思う。けど、危ない」ここに集約してしまいました。

そしてTwitterなどにおいて、自分の観測する範囲では「危ないからやめた方がいいのでは…」という声を多く見かけました。わかります。何かがあってからでは遅いですから。

ただ、どこかで期待している自分もいる、その感覚は否定できません。

2ndライブツアー千秋楽、その最後の挨拶で伊波さんは言いました。「3rdツアー、絶対びっくりさせてやるからな!」と。そして、あの時の叫びにも近い宣言に、何よりもワクワクして、心が震えたのを覚えています。

もちろん、伊波さんがあの時こんな演出になるということを知っていたかどうかは分かりません。でも、伊波さんは私たちをそのパフォーマンスをもってびっくりさせようと、期待の上を行こうとしているのです。

別にアクロバットをすることによって私たちを驚かせて欲しい、ということではありません。しかし、伊波さんはチャレンジしようとしているのです。そのチャレンジを、その頑張りを「危ないから止めようよ」って抑え付けてしまうのはなんか寂しいなぁと思ってしまいました。私たちが期待しないで、誰が期待するのか、そう思います。

 

こんな風なことを「やめとけやめとけ」みたいな意見を大量に見ながら考えてました。それよりも、分からないことで気をやむよりストッパーは偉い人に任せて、私たちは応援してあげる方が楽しいんじゃないかなぁとか考えたり。まぁ万が一のことがあったら然るべきところはぶっ叩くけどな!私の手首はドリル!

 

と、いうことでこのよく分からない記事を閉めさせて頂こうと思います。短く書けば半分くらいで済んでた感じもありますが、ここまで読んでくださった方、いらっしゃったのであれば本当にありがとうございます。そして、最後に一言。

 

がんばれ、あんちゃん!🍊