走り書き

走りながら書いています

やたら高い、音の出る耳栓

初めてライブの感想以外の記事を書くなぁと思ったらそうでもなかった。
見返してみたらめちゃくちゃ恥ずかしい。


ということで今回はイヤホンを買ったよのお話です。
言ってしまえば「カスタムイヤホン作りました!」のテンプレートみたいな記事です。

諸悪の根源

時は2019年8月24日 (土) の13時に遡ります。
そう、某フェスの当落発表日です。

あまり本筋でもないのでサラッと書くと、本当にありがたいことに無事ご用意されていました。
その時自宅に居ましたが、普通に「っしゃあ!」って叫んで暴れ散らかしたのは秘密です。


が、当然ですがこんなにスッと当たるとは思っていなかった訳です。

結果、その後に積み立てていた予算が浮きました。


フェスに行ける喜び、そして突如湧いてきたお金、その他色々なものが重なった結果……


いつの間にか秋葉原にいました。お礼参りですね。


そして向かうはそう、eイヤホン秋葉原店。

あれやこれやとn時間くらいは試したでしょうか。
遂にこれだと思える一本が決定。
が、この辺りはまた長くなるのでまたいつか。

耳型採取

そして購入!とはならず、次は耳型の採取です。
そうです。自分の耳型を採ってイヤホンを作ろうというのです。なんかプロみたいですね。


ということで専門のお店に「耳型採ってくーださい!」とお願い。向こうも手馴れたものです。


まずは耳の中をチェック。この段階で炎症などが起こっていることが確認された場合は採取ができません。

何やらむむむと唸りながらチェックされています。
やはり中の状態にはシビアなのでしょうか。


そしてチェックが終わって担当の方が一言。


👨‍⚕️「耳垢詰まりすぎてて耳型採れねーわ!w」


ぼく「😦😦😦😦😦😦😦😦」


そういう方はある程度いらっしゃるとのことでしたが、非常に申し訳なく、また、恥ずかしい気持ちになりました。

溜まった耳垢を見られてしまったという事実。もはや恥部を見られたかのような感覚。

何やら耳鼻科で綺麗にしてもらえるのでその後また来てくださいとのこと。

ということで「アッ ナンカスイマセンシタ-...」と消え入るような声で挨拶をし、その場を後にしました。


耳掃除はきちんとしましょう。

耳掃除 at 病院

調べてみましたが、耳鼻科で耳掃除をしてもらうってそこまで珍しいものでもないみたいですね。

近くの病院のHPを見てみたら「耳垢の除去だけでもお気軽にご来院下さい」とか書いてありました。


ということで耳鼻科へGo。


お医者さんに「耳垢を綺麗にしてもらいたいのですが…」と言ったところ、「はーい耳垢のお掃除ですねー」と特に何のリアクションもなかったので、そんなもんなんだと思います。


実際のお掃除ですが、耳の中に細い針状の吸引器を突っ込んでひたすら吸い出す、という感じでした。

耳の中で「ヒュゴオオオオオオオ!!!」って音がしながら、時折「ペリッ! ペリペリッ!」って音がして、耳垢が吸い取られていくのを感じます。南無南無。

吸い取った耳垢を時折ゴミ箱にぺいっと捨ててたのですが、どんなのが取れてたんだろう… と少し気になったのは秘密です。

治療の感想としては、なんだか心なし耳がスースーするようになったかな?という印象です。


ということで初診料合わせて計1600円でした。
安くはないですが高くもなく。
が、あの羞恥心を覚えなくて済むと思えば安いもの。

カスタムを作ろうという人は、耳型採取の前に一度足を運んでみてもいいのではないでしょうか。


ちなみに、明細を見たら
「耳垢塞栓除去 (複雑) 」
って書いてありました。いや複雑って何……

耳型採取、リベンジマッチ

日を改め、再度耳型を採ってくれるお店へ。

お店に入ると、なんと先日僕の溜まった耳垢の全てを観察した本人が再び。
何人か技術者の方はいらっしゃるはずですが、もはや運命なのでしょう。


そして緊張の瞬間。再度の耳垢チェックです。

また汚いなんて言われようものなら、耳鼻科への殴り込みも辞さない覚悟です。


………


👨‍⚕️「はい、大丈夫です。綺麗になってるかと思います」


ぼく「😚😚😚😚😚😚😚」


緊張のあまり握り締められた手には汗が滴っていましたが、無事難関を突破しました。

ありがとう、お医者さん。


ここからは実際に耳型を採っていく段階です。
こんな感じで、すぐに固まる粘土を耳に流し込んで、耳型を採取します。


という訳で初めに粘土の流入防止の為に、耳の奥に綿を入れてもらうのですが、この段階でもうすごい。

綿が結構奥まで入ってきます。ちょっと痛い。

インフルエンザの検査で鼻に綿棒突っ込む時の
「え!?そんなに入れます!?」
みたいな深さまで入ってきます。

つまり、そういったところにまでフィットするイヤホンが生まれるのかと思うとワクワクが止まりません。

その後に、先ほどの粘土が耳に流れ込んできます。ちょっとひんやりしてます。


両耳に注ぐと、ほぼ全く音は聞こえなくなりました。
すごいです。これが無音。

ちなみに、粘土が固まる前に口を動かすと連動して耳の穴の形が変わってしまうので顎の固定のために割り箸を噛んでいます。



お陰でめちゃくちゃよだれが垂れそうです。



耳垢が詰まりに詰まっていた成人男性が割り箸を咥えながらヨダレを垂らすのはあまりに無様なので何とか耐えました。


粘土が固まるまで待つこと5分と少々。
技術者の方が耳型を引き抜いていきます。


引き抜かれた後はなんだかお耳がすっきり。

すると、技術者の方が「うーん…」と唸っています。

はて?と思っていると思っていると一言。




👨「ちょっと大きな耳垢が取れてしまったのでもう一回取り直しですねぇ」




👂👂👂👂👂👂👂👂👂👂👂👂👂👂👂




一般成人男性の屍が生まれました


ということで、本当に申し訳ない気持ちになりながらもう一度耳型を採ってもらうことに。


次は無事完成しましたが、耳型を引き抜かれる時の緊張感は尋常じゃないものでした。はい。



ということで、カスタムイヤホン耳型採取編でした。


イヤホン選定編も書くかもしれないし書かないかもしれない。

とりあえずFit EarのAyaとES50は聞いてます。


結論

カスタムを作ろうという方がいらっしゃったら、丁寧な耳掃除をお医者様にお願いしましょう。

ではでは。