走り書き

走りながら書いています

きっと2034年も楽しい

きっかけはこんなツイートでした。

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名前は隠しています

 2018年10月の出来事です。とあるイベントに行ってニコニコしながら家路についているところで、唐突にTLにこんなもんが流れてきたときは大層驚いたものです。

 しかし私はそんな流される男ではありません。アプリも入れてなければ主人公の名前さえも聞いたことないコンテンツにホイホイ浸かりに行ったら体が保ちません。

 しかし、2019年2月、こんなツイートが投下されました。

 最初は「キービジュかっこいいですね~」くらいの気持ちでした。

 そして、公開されたトレイラーを軽い気持ちで見てしまった。これが全てのきっかけです。まだ見たこと無い方は良ければ見てみてください。

 

 

 いや.......

 

 

 ばっっっっっっっっっか曲強くないですか????

  

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初めてトレイラーを見た時の様子。約20分の間にアプリをインストールしようとして容量問題で死んでます。

 しかも、曲の強さ自体に加えて「こんなシリアスな感じの内容だったのか」と内容にも興味を惹かれたこともあり、これから数日間、完全にこのPVに取り憑かれてしまいました。その結果が

 

 

 

 

 「ライブいくぅ」

 

 

 

 

 という訳で、前置きが長くなりましたが

Tokyo 7th シスターズ 5th Anniversary Live -SEASON OF LOVE- in Makuhari Messe

 行って参りました。2日連続で海浜幕張に行くときは宿取りたい...

 会場は幕張メッセのホール9・10・11。オール平地の溢れんばかりのクソシート。

 とはいえ、あくまで今回は試食なのです。ナナシス、ハマってないので。

 ということで、事前準備としては

 曲全部聞いて、メインストーリー全部読んで、円盤の試聴動画全部3周くらい見て、Tシャツとタオル専用に買って、靴も新しく下ろしちゃう

 くらいの準備で行きました。適当でしょう。最終話長すぎるんじゃアホか。最高。

 そんなこんなで参加した初めてのナナシス。あえて点数を付けるのであれば

 

 

 7777777 / 100 点

 

 

 といったところでした。まぁ及第点ですかね。えぇ()

 ということで以下すごいと思ったところです。

 

曲がすごい

 いや本当すごい。予習の段階からひしひしと感じていたんですが、このコンテンツ尋常じゃなく曲が強い。

 頭を振れたり滅茶苦茶飛べたり、踊れたり泣けたり、バリエーションが豊富というのはもはや当然。

 問題なのは打率が尋常じゃないという。

 あるユニットが7曲出して全部めちゃくちゃ好きとか普通ありえないでしょう。

 Le☆S☆Caは神。

 あと、曲全体から「ナナシス感」をどことなく感じました。ラブライブ!やらアイマスでも起こる現象です。 

 やはりコンテンツとしてはこの統一感というか一貫性は大事なのかなぁと思います。それが「ある」ということが非常につよい。

 また、さっき言った2つのコンテンツと比較したら、音色の部分でアニクラとかで流した時の破壊力が強そうな傾向があるなーという印象。

 最近自分がそういう曲を好きになって来ていたので、そういう意味でも相性が良かったです。 

 作曲陣が声優やらアニソン界隈だと滅茶苦茶見かける、というわけでも無い印象なので、詳しい方にどういう陣容なのか是非教えて頂きたいです。

 

音がすごい

 本当にこれは意味がわからないんですけど、ナナシスのライブ、なぜか

 全編生バンド

 だったんです。やっぱり意味がわからない。

 ただ、前もって全編生バンドだという話を聞いたときに「演奏してる人が見えなかったら意外とグッと来ないかもなぁ」と思っていたのです。(バンド陣は別の演奏ブースで演奏している)

 しかし、ライプのオープニングでギターがジャーンと鳴った瞬間

 

ç»å

  ほぼイキかけました。 えぇ。こんなところで自分の性癖を自覚することになるとは思わなかった。

  結構打ち込みの曲が多い印象ですがそんなのお構いなし。パーフェクトなアレンジで演奏してくださいます。

 生バンドって神なんだよなと思ってる人とか、ライブ版アレンジとか好きだぜって人はこのライブ絶対に好きです。間違いない。俺は好き。

演出がすごい

 とてもいいなぁと思った1つが「アンコールがない」こと。

 アンコール自体があるのは嬉しいのですが、それはそれとして本編は本編であるべき、と思っているので、やはりこれが「ライブ」としての1つの形だよなぁと思い知らされました。

 だからこそ、いつしかナナシスで、沸き起こる「アンコール」が見たいとも思いました。きっとそれは本当に美しいと思う。 

 もう一つが、終演後にステージを捌けた演者さんがバックステージのカメラに挨拶をしてくれるという演出。

 多くがユニット単位だったり、エピソードで絡みがあった同士だったりで登場してくれるので、あたかも「キャラクターがライブを終えた後の開放感を垣間見てる」という感じでとても新鮮、また嬉しくなる演出でした。

 また、届くのが映像だけで音声がないのもポイント高かったです。口パクでも何を言っているか分かるあの感覚が、むしろ心地良いなと。

 全世界こういう演出になってくれ。頼む。

 

  

 と、ナナシス初心者がライブに行った感想を綴りました。

 他にもアプリ本編のストーリーが最高とか、演者さんからの供給が多すぎて神とか、文献がいっぱいあって偉いとか、オタクのこなれてる感がいいとか、茂木総監督があまりにクリエイター過ぎて信頼しか無い

 とか色々あるんですが、それはもっと長い時間をかけてナナシスと歩んでくれた人が語ってくれるでしょう(空リプ)

 

 ここで、ナナシス5周年を迎えた際の総監督さんからのメッセージを見返したいと思います。 

物語としては、ナナシスの「大きな物語」、

その起承転結の中での「転」に位置し、今回とても大きな節目を迎えると共に、
これまでの多くの「点と点、線と線、言葉と心」が繋がる物語になります。

最後となりますが、

6年目のナナシスはこの後もさらに、時計の針を進めようと思っています。
物語を語り進める、という意味です。

この5年間、多くの時間をライブ制作や音楽制作、その他に費やして参りました。
それらたくさんの活動を経て、ようやくナナシスの本質である「ひとつの物語と音楽」に立ち戻り、
向き合うべきタイミングに辿り着けたように感じているからです。

あとはやるべきことをやる、そんなシンプルでストレートな答えのような気がしています。
皆さまへの心からの感謝と敬意を込めて、スタッフ一同、全力を尽くす所存です。

  ナナシスの物語は、いよいよ終盤、といった所なのでしょう。もちろん、「もっと早くから知りたかった」という本当に頭の悪い感情もあります。

 しかし、ここまで心揺さぶるモノを作り上げてきたチームが、改めて向き合う「ひとつの物語と音楽」を、これからリアルタイムに見られるのかと思うと本当に楽しみです。

 今回はライブに間に合わせるため、とても駆け足でストーリーや音楽を回収しましたが、来る日に向けて、自分も改めてきちんと向き合っていきたいものです。

 

 最後になりますが、改めてナナシス5thライブ、本当に最高でした。試食しに行ったるわ~~とかナメたこと言ってて本当にすいません。

 また、僕を「こいつはナナシスに蹴っ飛ばせば堕ちる」と半ば確信しながらお誘いくださった内田彩オタク諸氏にも感謝を。というか何で全員あんな確信してたの...

 兎にも角にも今回のライブ、最初に紹介した例のヤバすぎ曲が披露されないという構成だったので、これを聞くまで死ねないなと思いました。頑張って生きていきます。では。

 

・追記

 タイトルからアホ丸出しで悲しくなりますけど、ライブ冒頭にもあったように今回は「2035年」のライブでしたね。

 きちんと「時計の針を進め」ていて、それが持つ意味ってとても色々あるのだろうけど、掬いきれない歯がゆさがすごいです。

 考察厨~~~~~~~! 色々教えてくれ~~~~~~!!