走り書き

走りながら書いています

Yoshino Nanjo Live Tour 2017 <・R・i・n・g・>

鉄は熱いうちに打て。ノリと勢いが大事。 

ということで11/5 (日) に南條愛乃さんのツアー・R・i・n・g・千秋楽公演を見に行きました。南條さんのワンマンは去年のLIVE TOUR "N" 神奈川公演以来だったかと思います。

早速脱線してしまってアレですが会場となる両国国技館近くのお店で角打ちした際、おビールが1杯200円ととんでもない価格で提供されていました。大好きです。

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2杯飲んでちっちゃいつまみ込みで500円。 

話を戻して、セットリストは以下の通りでした。 

  1. ユアワールド
  2. 飛ぶサカナ
  3. 誇ノ花
  4. 逢えなくても
  5. Recording.
  6. 今日もいい天気だよ
  7. きみを探しに
  8. ゼロイチキセキ
  9. スキップトラベル
  10. 一切は物語
  11. 嵐の中で君だけは
  12. ほんとはね
  13. idc
  14. ゼリーな女
  15. OTO
  16. pledge
  17. 螺旋の春
  18. 光のはじまり

encore

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  2. だから、ありがとう
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合計22曲、これに何度かMCを挟んで計3時間弱程のライブでした。

何本かツアーに参加していれば結構色々覚えていると思うのですが、本公演のみの参加だったので印象に残った所について書き残しておこうと思います。 

4. 逢えなくても

この後も何度か出てくる、鍵盤と南條さんのみによる楽曲の内の1曲。お客さんも、着席して聴き入っていたりペンライトを振る手を止めてという人が非常に多かったです。もちろん自分もそのうちの1人でした。

少し話は変わってしまいますが、今年の6月に行われた内田彩さんのライブにおいても、鍵盤と内田さんのボーカルのみという構成で曲が披露されたことがありました。その時にも思ったのですが、こういうスタイルで曲を披露する機会もっと増えて欲しいと思うんですよね。基本的にライブじゃ盛り上がりたいという人が多数派だと思いますし僕もそうではあるのですが、一種の緊張感さえある楽器とボーカルとの対話とも言えるような演奏は、各人の色が非常に濃く出ると感じていて、盛り上がったりというのとはまた別の次元で非常に楽しめるものだと思うのです。

ということで自分が思ってることをつらつらと述べてしまいましたが、南條さんによるこのスタイルはやはり非常に相性の良さを感じます。夏のアコースティックライブ本当に行きたかった…

ちなみに先ほど述べた6月に内田さんが披露したものですが、本当に素晴らしかったです。ぜひ見ましょう (宣伝)

11. 一切は物語

南條さんのソロ活動における楽曲としては大分尖った一曲。曲調もさながらですが、ベルセルクのEDであることから非常にコンセプトな方向に寄った曲に感じます。この辺りは黄昏のスタアライトなんかにも通ずる話だと思いますが。

そんなこの曲ですが、千秋楽ではなんとやなぎなぎさんとのデュエット!やなぎなぎさんは純白の、南條さんは漆黒のドレスを身に纏っており、真っ赤なペンライトに染まる会場に立つお二人の姿が本当に美しかったです。

歌もそれはそれは本当に綺麗なハーモニーを奏でてまして、特に最後の部分で響き渡った上パート南條さん下パートやなぎなぎさんによるロングトーンはちょっと鳥肌が立つほどでした。

14. idc

一切は物語で纏った漆黒のドレスを脱いで非常にラフなTシャツ姿にほんとはねから変わりました。その姿が非常にかわいいんですよねぇ… アンコール衣装含めて1番好きです。

さて、そんなかわいらしい衣装を着込んでのidcでしたが相変わらず素晴らしい。 南條さんがちょこまかっとした振り付けをするのは非常にキュートだと思います。

決め台詞とも言える「Bad girl? idc!」ですが、最初と最後の公演以外はご当地ネタのようなセリフだったみたいです。これは聴きたかった…

どうでもいいですがこの曲聞くとギターを弾きたくなります。

15. ゼリーな女

最初にアルバムを聴いた時に「あ、この曲好き!」ってなった曲でした。南條さんアルバムでのアップテンポな楽しい曲枠という形になりますかね。どこかで「idcが好きな人はこの曲も好きなんじゃないか」という旨の発言を南條さんがされていたそうですが、ただただビンゴでしたねぇ。

ライブでも非常に楽しい楽曲でした。結構音源と違う印象を受けまして、ライブだと結構ギターが目立つようになっててこれはこれで好きぃってなってました。あと八木さんがやっぱりパワー。

サビ頭から2小節目の3, 4拍目の流れが好きな人は仲良くなれる気がします。

18. 螺旋の春

アルバムをあれこれ聞いている際、この曲に興味を惹かれたのは歌詞やメロディなどといった要素ではなく曲自体の音の良さでした。

特に頭の部分が分かりやすいでしょうか。アコギの弦を弾く音であったり、南條さんのブレスの際の息遣いであったりといったところが非常に綺麗に聞こえ、感動したのを覚えています。

そうした意味でこの曲が好きだったのですが、ライブで「螺旋の春」というタイトルの意味を知ってより好きになりました。

僕の解釈では「毎年毎年巡ってくる春と同じように自分は変わってないのじゃないかと思うかもしれないが、ちょっと見方を変えてみれば螺旋のように違う場所にいるんじゃない?」と言ってるように認識しました。内容もさることながらこのように考えて「螺旋の春」といったタイトルを付けるセンスが本当に素晴らしいと思います。

ちなみに、先ほど上げた画像で乾杯していた内の1人が「俺は螺旋のDDだわww」などと言っていました。すごいなぁ。

 encore 3. ・R・i・n・g・

イントロ、EXILEのLovers againっぽくないですか?

というのはさておき、本ライブのトリを飾りツアータイトルにもなっているこの曲。特に背後のモニターの映像が非常に印象的でした。

というのも、背後に三角形の大型モニターが設置されていたのですが、そこに過去の南條さんのライブ写真や、ファンがメッセージを持って写っている写真などが映しだされ、5周年ということでこれまで培ってきたファンとの繋がりを非常に感じるような演出になっていました。

いつか振り返れば 私たちの軌跡

なんでもない毎日がほら 少し輝くでしょう

見上げた青空や 続く雨の日だって

たしかにそう刻まれている

私たちの大きな Ai no Ring

最後のサビの歌詞になりますが、先ほど述べた演出ととてもマッチしていて、ライブ中に少しじんわりしてしまいました。

また、最後のMCでも「それぞれの生活を頑張って、また楽しい時間を共有しましょう」という旨の発言をしていましたが、その生活が少し輝くような活動であればいいというような思いを感じさせる楽曲、演出だったと思います。

 

一通り感じたことはこんな感じですかね。他にもpledgeで南條さんがスタンドマイクで歌ってる姿がかわいかったとか、・R・i・n・g・で森藤さんがボリューム上げ忘れてたなんて話もあったりしますが書きすぎてもとっ散らかってしまうかなと思うので。

あと、ライブが終わった後の会場エントランスがこんな感じになっていましたf:id:ka0na4:20171111173028j:image

分かりづらいですが、各会場で撮られた写真が短冊のように飾られています

ツアータイトルに相応しい演出ですし、ごきんじょさんの雰囲気を体現したような、粋な催しだったと思います。

残念ながら5周年ライブは都合がつかないので参加するのが難しそうですが、楽曲が素晴らしかったり非常に落ち着いていたりという雰囲気もあって、これからもぜひライブを見に行きたいアーティストだなと改めて思いました。

次はfripSide南條愛乃さんを見ることになると思うので、それもまた楽しみです。